看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

注意されることは成長のチャンス!

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

今日、2年目のナースから相談を受けました。

研修でうちの部署をローテーション中の

新人ナースの言葉遣いが間違っているので

注意していいですか?という相談。

 

でも、

暗にわたしに注意してもらえませんか、

というニュアンスでした。

 

ピンときたので

「いいのよ、あなたが注意してね」

と対応。

 

ちなみに、その内容は

処置後、患者さんの安静解除をするときに、

「ご気分はよかったですか?」

と訊いた言葉遣い

耳についたみたい。

 

正確には

「ご気分はよろしいでしょうか?」

が正解です。

コンビニなどで話題になる

「千円からお預かりします」

などのような、

言いがちだけど

ちょっと違和感を覚える言葉遣いだったのです。

 

さて、

終業直前にその新人と、

注意してくれた2年目ナースの二人を引き留めて、

新人ナースに声をかけました。

「先輩に言葉遣いで注意された?」

「はい」と新人ナース。

それで二人の前で言いました。

「あなたに注意する前に彼女(2年目ナース)は

 私のところにきて、注意して良いか

 相談しにきたんだよ」って。

 

それから

「そしてなぜだかわかる?

 2年目ナースが私のところに来たのは

 “注意すること”ってエネルギーが要るからだよ。

 注意されて嫌われるんじゃないか、

 余計なことをって思われないか、

 って不安に感じていたんだよ」

 

だから、

注意されたときには

まずは

明るく笑顔で「ハイ!」と返事をして

先輩ナースが言うことを聞いてみてください。

そうすれば

先輩ナースたちがもっともっと

アドバイスをしてくれるようになります。

すると、

あなたの経験値がどんどん増えていきます。

そして

成長のチャンスがあなたの前に現われます!

 

それから

新人ナースの皆さんにも

分かっていて欲しいことですが、

先輩ナースたちも

注意するときには

いろいろ気を遣っているということを

忘れないであげてくださいね!

 

 

 

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