看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

新人ナースは頼まれたモン勝ち!

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

『頼まれごとは試されごと』

これは帝国ホテルの料理長を26年間務めた

フランス料理シェフ村上信夫さんの言葉です。

 

料理人になろうと決意し、就職したものの

頼まれることは鍋磨きだけ、という修業時代。

同僚はすぐに嫌気がさして辞めていったそうです。

 

しかし村上信夫さんは

とにかく素直に頼まれたことを

一生懸命やりきろう

と考えました。

 

「日本一の鍋磨きになろう!」と、

自分の顔が鍋の底に映るくらいピカピカに

磨いたのです。

その仕事ぶりに先輩たちも感心し、

「今日の鍋磨きは誰だ?」と

尋ねられるようになったそうです。

 

料理人の世界では味付けやレシピを盗まれないため、

調理後の鍋は、味付けが分からないように

洗剤を混ぜて洗い場に返されていました。

ところが、

村上さんにだけは、ソースを残した状態で

返されるようになりました。

そのおかげで、村上氏は

その残ったソースを味見しては勉強し、

一流の料理人になったのです。

 

それは先輩たちの村上さんに対する

応援のメッセージでもあったのです。

 

後に、村上さんは帝国ホテルの重役になり、

NHK「きょうの料理」の名物講師になりました。

また、1964年の東京オリンピックでは選手村の総料理長

務められました。

 

何かを頼まれたら、

とにかく「ハイ!」

と答えて一生懸命にやってみましょう!

 

仕事でも、仕事以外でも、

何かを頼まれたときに、

「メンドくさいな」

「これをして何の得があるのかな」

と思うことがあるかも知れません。

 

どんなことであっても頼まれたことを、

「あなたがちゃんとやりきってくれるか」

を試されているのだと考えてみましょう。

 

そしてそれに対して一生懸命応えることで

みんながあなたを応援してくれるようになるのです。

 

頼みにくいオーラを出さない!

(たとえ心の中で思っても)

それによって先輩ナースの応援が

ぜったいに大きくなりますよ!

 

何かを頼まれたら、

それはあなたが試されているのです。

 

ちゃんとやってくれる人なのか、

そうでないのか。

 

ですから、どんどん頼まれる新人ナースに

なりましょう!

 

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