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看護師サバイバルマニュアル

万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップについてホンネで語ることを目的にしたサイトです

「守秘義務」ってこんなに大切!

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

看護師の使命のひとつ

守秘義務についてお話しします。

 

新人ナースの皆さんは、

日々の看護実践のなかで

患者さんの様々な情報を得ていますよね。

 

さて、スタッフ同士で食事に行くとき、

移動中やお店で

患者さんの病状について

話したりすることって、

ありませんか?

 

不特定多数の人が出入りするお店で

患者さんに関する情報が他の人たちに

聞かれてしまうと、それは

「情報漏洩」になります。

 

もしかしたら、患者さんの知人が

そのお店にたまたま来ていて

聞いている可能性だってあります。

そして、

噂が巡り巡って患者さん自身に

情報が伝わってしまう危険だって十分あります。

(特に小さい町だと)

 

お店でなくても、

院内のエレベーター、廊下、更衣室、帰り道で

無意識に患者さんの情報や

職員の噂話をしていると、

いつ・どこで・だれが

聞いているかもしれません。

 

それが、ネットやSNSを通じて

拡散するリスクがあるのです。

 

多くの病院では電子カルテが導入されています。

 

ICT(Information and Communication Technology)の発展によって

医師、看護師、その他コメディカルのあいだで

タイムリーな情報共有が可能となりました。

こんな、便利なツールって素晴らしいですよね!!

 

でも、便利さが故に不用なアクセスが増加し、

興味本意で患者さんのカルテを閲覧している

医療従事者も少なくないと聞いたことがあります。

 

先日、院内のシステム委員会で

こんな話題が出されました。

 

ある病院で、

職員自身や職員の家族が当院に入院すると、

興味本意でカルテを開き

情報収集をしている職員がいたそうです。

 

その目的は何なのでしょうか?

果たして患者さんのため?

 

現在のシステムでは、

どの職員が、どの患者さんのカルテに、

何回アクセスしているのか。

全部分かってしまいます。

 

みなさんは知らなかったかもしれませんが、

あなたがどの患者さんのカルテを

何回、何分開いていたのか

全部分かっているのです。

 

これって

医療従事者としての倫理感性

問われていることを意味しています。

 

それを肝に命じて興味本意なアクセスはしないように。

 

保健師助産師看護師法(いわゆる保助看法)で

平成13年12月改正により守秘義務

法制化されました。

 

守秘義務とは、

「業務上知り得た情報は、

 本人の同意なしで漏らしてはいけない」

ということです。

 

もし違反した場合は

「6ケ月の懲役または10万円以下の罰金」という罰則も

設けられました。

 

また、平成15年度5月に

「個人情報保護に関する法律」も制定され、

より患者さんの個人情報を守ることの重要性が

義務づけられました。

 

そして、日本看護協会では

看護者の倫理要項 条文5

「看護者は、守秘義務を遵守し、

 個人情報の保護に努めるとともに、

 これを他者と共有する場合は

 適切な判断のもとに行う」

と提唱しています。

 

もしも個人情報が漏れてしまったら

患者さんに悪影響が及ぶリスクを

常に意識しましょう。

 

守秘義務は、看護師の使命として、

大切な倫理感性であることを忘れずに!!

 

誰からも信頼される看護師になる第一歩です!!

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