気持ちはわかる！ その２ それは言っちゃダメ！

こんにちは！　医療カイゼン委員会です。

前回のエピソードの続きです。

シーンと静まり返った待合室。

怒鳴られた受付スタッフが、

もう一人のスタッフに

ヒソヒソ話をしていました。

その場に居合わせた

当医療カイゼン委員会のメンバーによると

怒鳴った男性患者に対する

非難的な内容だったそうです。

ただでさえ、気まずい雰囲気の中、

当事者の男性患者さん、

そして

他の待っている患者さんたちにも

ヒソヒソ話をしているのが

聞こえてしまっていたのです。

自分の立場からの視点しか持っていないので

ヒソヒソやってしまって、

待合室の患者さん達に聞かれていることに

気づいていないところが、

致命的ですよね。

そして当事者の患者さんの怒りを

鎮めるどころか

火に油を注ぐような

結果になってしまいました。

これは言っちゃダメ！

言いたい気持ちは

ホントによく分かります！

が、患者さんたちは

わたし達が思っている以上に

わたし達のことを

見ているし、聞いています。

言うなら休憩室で話しましょう。

あるいは、その患者さんが帰った後に

言えばよかったのではないでしょうか。

繰り返しますが、

第三者としての視点を持つこと、

つまり、周囲の人たちから

どう思われるのかを

どう見られるのかを

意識して行動することの大切さを

あらためて考えさせられる

エピソードでした。

その３に続く