看護師サバイバルマニュアル

万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップについてホンネで語ることを目的にしたサイトです

デキるナース(!?)の“夜勤中”  

こんにちは!医療カイゼン委員会です。

 

前回の続きで夜勤のお話です。

 

三交代の準夜はハマっても

深夜の人が来てくれればバトンタッチ。

でも日勤―深夜は体が辛い。

二交代の夜勤はハマると朝までオールになるかも。

でもたいてい平和。

というわけで、

わたしは個人的に二交代の方がいいです。

 

サーカディアンリズムに反して夜間に働くことは、

心身にともに負担がかかって日勤よりも

安全面のリスクが高くなるのは

想像に難くないと思います。

実際に「日勤」➡「夜勤」シフトでは

インシデントやアクシデントの報告が多いという

データも出ています。

~『2010 年病院看護職の夜勤・交代制勤務等実態調査』日本看護協会

 

その対応として

日本看護協会

『夜勤・交代制に関するガイドライン』(2013年2月)

作成し、以下の条件が望ましいと推奨しています。

 ・勤務と勤務の間隔は11時間以上あける

 ・連続した2時間以上の仮眠がとれるよう時間を確保する(0時~4時)

とはいえ、現状では。。。

 

 

そこで、当委員会のナースたちがの体験(失敗)を経て

たどり着いた“夜勤中”の過ごし方を発表でーす。

 

① “夜勤中”の食事

多分これは皆さんにも共感してもらえると思うんですが、

夜勤中に、カップラーメンやポテトチップス、

菓子パン、コーラ、それからアイスクリームとか

無性に欲しくなることがありませんか?

そういう時に限って差し入れがあったりするし。

体内時計が乱れちゃってるからでしょうか?

でもって、体の欲するまま

夜勤中にジャンクフードを食べてしまうと、

胃もたれ、肥満のもとになってしまうので~す( ;∀;)

夜勤を始めてからたった1年で

体重がなんと6.5Kgも増えちゃったのです。

オソロシイ。。。

 

夜勤中の食事に気を付けるのは

女子力(!?)をキープするためにも不可欠!!

それを機に夜勤中の食事に

すっごく気を遣うようになりました!

 

・雑穀入りのおにぎり

(忙しい時でも片手で食べやすく腹持ちがいいから)

・野菜たっぷりスープ

(スープジャーに入れて持っていく。

 時間のないときにはカップスープ)

・サラダ

(ただし生野菜を常温で置いておくと

 雑菌が繁殖しやすいので、

 冷蔵庫保存を忘れずに!

 あるいは温野菜にして持っても)

・フルーツ、ヨーグルト

(スイーツへの欲求は果物で満たせば、

 お菓子の食べすぎを避けることができます。

 今流行りのココナッツヨーグルトも

 簡単で想像以上に飲みやすいです)

(間違ってもケーキ類はタブーですから!)

・しっかり水分摂取

(空腹時の清涼飲料水は糖分が吸収されやすいので要注意。

 あと、冷たいものを飲み過ぎて

 お腹が冷えてトイレにこもることも。

 で、わたしは常温のミネラルウォーターかお茶にしています)

 

② “夜勤中”の仮眠

毎回仮眠が取れるとは限りませんが、

とにかく少しでも仮眠をとるように心がけています。

 

3人体制の場合、ひとりずつ交代で仮眠をとるには、

よっぽど病棟が落ち着いていないとほぼ不可能。。。

昨今は(という書き方をすると年寄りっぽくなってしまいますが)

新人ナースの皆さんから優先して休憩に行かせてくれる病院も多いと思います。

わたしの新人ナース時代は、

休憩に入る順番はまず先輩ナースから、

という完全タテ社会でした。

だからわたしはいつも最後。

忙しい夜勤中に仮眠がとれなくても、先輩ナースに

「休憩まだなんですが・・・」なんてとても言い出せませんでした。

 

そんな経験を踏まえて、

今は夜勤メンバーで相談して交代しながら、

たとえ30分でもいいので横になるようしています。

 

朝方4時頃からは、患者さんもトイレに目を覚まして

介助のナースコールが増えてきます。

そのまま早朝業務に突入してしまうことが多いです。

早朝業務は、トイレ誘導、体位変換、おむつ交換、

検温、BS測定、スライディングスケール、

インスリンの準備、経管栄養注入、食前薬与薬、

食事介助、食後薬与薬、時間指定の点滴交換などなど盛りだくさん!!

 

それに加えて、

いよいよ増えてくるナースコール。。。

緊急入院の発生、

目の離せない認知症患者さんへの援助など

ドンドン押し寄せてきます。。。

 

だから4時までの間が勝負!

それまでに仮眠をとるのが目標。

でも、それまでに取れなければ・・・

そのときには諦めて開き直っちゃいます!

 

③ 集中力を保つ・・・には

人間の集中力は学校の講義と同じように

60~90分と言われています。

でもそれは昼間の話。

夜中はそんなにもちません!

 

深呼吸をしたり腰をねじって

ストレッチしたりするだけで

気持ちが切り替わります。

肩を回せば肩こりや眼性疲労にも効果的です。

 

気がつくと集中力が切れて、

フッと睡魔に襲われることも。

検温や与薬業務で患者誤認したら、

それこそインシデントを通り越して

アクシデントになりかねません。

ちょっとした“ミス”が命取りになり得ます。

 

ですから夜勤中は、業務を一つひとつ指差し呼称で確認

必ず声を出すようにしています。

基本に忠実に。

 

それからもし仮眠がとれなくても、

落ち着いている時間を見計らって

ナースステーションの椅子に

足を載せて伸ばしています。

短時間でも足を挙げることで

血行がよくなり足のむくみ予防です。

 

それでもどうにも眠くなったら、

他のメンバーに起こしてくれるように頼んで

5分くらい“ウトウト”したりもしています。

休めるときに状況に合わせて休息をとり

アクシデントを起こさないように注意しています。

 

バッタバタの状況で、ナースコールが連発したりすると、

(まあ、わたしたちも生身の人間ですから)

患者さんに笑顔で対応できない時だってあります。

「もうちょっと待ってくれればいいのに」とか

「また同じ人のコール!?」とか、

(これ少なくないですよね)

ネガティブな感情が沸き起こっちゃうことも

あるかもしれません。

 

そんな時こそ、深呼吸を3回!

慌てても状況は変わらないから。

だから深呼吸。

(日勤中はもちろん有効。

 それにドクターに無理を言われたときにも使えます)

 

夜勤はどう考えても非生理的な状況。

だけど看護では避けては通れません。

できるだけセルフ・コントロールして自分自身の体を守りましょう。

それが患者さんへの安全・安心な看護につながるから。

 

iryokaizencommittee-recommend.hatenablog.com

 

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