看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

やりたいことが見つからない!

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

『悩みどころと逃げどころ』 

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

 

 

ちきりんさんとプロゲーマー梅原大吾さんの対談本です。 とにかく両極端の意見、視点から対談が進むのでとても面白いです。

 

「つらいときは逃げたらいいんです」ちきりん

「えっ、逃げたらダメでしょ!?」ウメハラ

 

とてもストイックに成長を目指して、“自分の進む道に対して「この道だ!」という確固たる思いを持ちたかった”という梅原さん。

とにかくあがき抜いて、“何かにとことん打ち込んでみれば、それが「唯一無二のもの」に変わることはあると思います”

 

一方、ちきりんさんは、

尋常じゃないレベルまでのめり込んで努力できる人はほとんどいなくて、大半の人はやりたいことが見つからないので、梅原さんの「何かひとつを死ぬほどやり抜いて、あがいてあがいて自分の器を探せ」という考えは“重すぎる”と。で、“つらかったら逃げる”“勝てないとわかったら、そんなところに居続けず、勝てる世界を探しに行きましょう”ですって。

 

本当に両極のように思えます。その両極の奥底にもお二人の共通している部分も本書には出てきます。“自分で考える”、“あがく”ことの大切さが繰り返し書かれています。失敗は成長には欠かせません。失敗は恥ずかしいことではありません。失敗したらそれを次に活かせるように学習することです。医療カイゼン委員会のみんなも仕事をしながら、常に考える姿勢をずっと持ち続けたいと思っています。

 

 

専門化、進路についてちきりんさんは、

“自分が何をやっていきたいかなんて、考えたらわかるってものじゃないんです。いろいろ試行錯誤して、失敗して後悔して初めてわかる。だから特に好きなものはないって子ほど、「とりあえず決めてやってみる、そこから判断する」っていうプロセスに追い込んだほうがいい”と言っています。

 

新人ナースの皆さんはまもなく、配属が決まる(もしくはもうすでに決まっている)ことと思います。こればかりは必ずしも希望が通るわけではありませんが、配属されたからには、『まずはそこで頑張ってみる』って大切です。そこで学ぶこと(内容)はもちろん大切です。が、それだけでなく学び、吸収して自分の実力にしていくプロセスを『学ぶ技術』として習得すれば、次の部署異動や転職先で必ず活かせることができるのではないでしょうか。

 

とにかく梅原さんすごい成長志向の強い方です。You tubeで梅原さんが対戦している動画をたくさん観ちゃいました。スゴイ盛り上がり!ゾクッとしちゃいました。

 


【プロフェッショナル】ウメハラ 梅原大吾【オープニング】

 

こういう本を読んだり、動画を観たりすると(わたしって)単純ですが、頑張ろう!っていうポジティブな気持ちになります。

 

ある意味、仕事だってゲーム。仕事というゲームの中で、『ナース』というわたしのキャラが成長していけるように仕事を楽しんでいきましょう!

 

iryokaizencommittee-forstudent.hatenablog.com

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