看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

同じ質問を3回すると。。。

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

前回のエントリの最後で

ジョブローテーション3部署10年を目安と書きました。

 

 

iryokaizencommittee.hatenablog.com

 

が、絶対に10年が必要ということではありません。

あくまで目安です。

 

最初の3年で

  •  テクニカル・スキル(まず基礎看護技術)
  •  ヒューマン・スキル(まずコミュ力
  •  コンセプチュアル・スキル(常に考える姿勢とか)

を身につけておくと、

2部署目では3年もかからず、

ひと通りのことを身につけられるはず。

そして3部署目ではもっと効率よく吸収できます。

外国語をひとつ習得すると、同じ要領で2か国語、3か国語できるようになる、

といった話を聞いたことがあると思います。

(わたしが話せるわけではありませんが)

 

それと一緒で

要領が分かってくると、

学ぶスピードがアップし、

成長速度がグングン加速します。

 

そこで大事なのは、

“常に成長しよう!”と意識すること。

 

なんとなく済ませるのではなく、

ひとつひとつ納得して仕事を覚えていきましょう。

そうすれば必ず後で役に立つし、

少なくとも恥ずかしいことをするリスクは減ります。

 

オペ室勤務の経験者のナース。

うちの部署にきて2年以上経過。

中材業務において

オートクレーブとガス滅菌の違いが判らず、

おまけに器械のことを理解していないので、

分解せずにオートにかけようとしたナース。

これってテクニカル・スキルのレベルです。

 

普段は助手さんにお願いしている業務です。

助手さんはわからないときには必ずナースに確認してくれます。

 

確認されたのにこのナースは

指示ができませんでした。

 

その場面を主任が見つけてしまったのです。

 

経験年数からいっても

できて当たり前のことが

できていないというところが最大の問題です。

 

指導者にできていない状況を見られて

「あなたはこれをちゃんと理解していますか?」

と尋ねられたときに

つまらないプライドが先走って

「はい、分かってます」

と言いながら目が泳いで、行動が伴わないのはイタイです。

 

これってどーよ。

きっとこれまでに3回以上同じこと指導されてるんじゃないの。

何回も同じところで躓いていてはいけません。

 

同じことを何回も何回も指導されることは絶対に避けなければなりません。

 

教える側からすると

何度も同じミスをしていると

「このひと、覚える気がないんじゃないの」

というイメージがついてしまいます。

 

本人にはそのつもりはなくても、

指導する側にとっては

「もう教えるのはムリかな」って。

「どうせ教えるなら

 ちゃんと覚えてくれる人の方が、

 教え甲斐があるかな」

と思われてしまいます。

 

そこで確実に理解して、次のときには大丈夫にしておくこと。

教えてもらうのは1回だけ、百歩譲って、

同じことを聞くのは2回まで。

3回同じ質問をしないようにきっちり身につけていくこと。

それが大切です。

 

“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”です。

 

教える側もよくあなたのことを見ています。

 

3回以上訊く人って

メモを取っていなかったり、

真剣に聞いていなかったり、

教えた後に確認目的で質問すると

答えられなかったり、

肝心なところで目が泳いだりします。

 

あなたへの期待度を下げないためにも

教えてもらうときには

教えてくれる人のことばに

耳を傾け集中しましょう。

 

だからこそ、

これをちゃんとやっていれば

3回同じ質問をすることはなくなるはず!

 

3回同じ質問をしなければ

それは自分のものになり、

そこから応用が利くはずです!

 

そうやってスキルアップしていくのです。

 

この原則を守れば

3部署ジョブローテションしたときに

必ずスキルアップできています。

 

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