看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

わたしのロールモデル

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

わたしが入職した当時、

一番印象に残っている先輩ナース。

 

この先輩、

口数は多くなく、

というより、

むしろ無口な方でした。

 

その先輩ナースは

師長さんや主任さんに

「あの処置は?」

「あの指示確認した?」

「あの患者さんの状態は?」etc

いろいろ訊かれても、

いつも

「やっておきました」

とサラッと答えるのです。

 

「まだです」とか

「忘れてました」とか

そういう言葉をこの先輩ナースから

聞いたことは一度もありませんでした。

 

最初に配置された病棟で、

その先輩に出会えたのは

わたしにとって

とてもラッキーでした。

 

一方、

「忙しかったのでまだです」とか

「今まで検査についていたのでこれからするところです」とか

口ばっかの先輩ナースもいましたので

とても対照的でした。

 

やっていなかったことの

言い訳を並べるよりも

ひと言

「やっておきました」

って言えるのって

すごくカッコいいと憧れました。

この部分をわたしのロールモデルに!

と心に決めて随分マネをしたつもりです。

 

まあまあキレイでしたし。

「あとちょっと愛想が良ければ。。。」

なんて思ってましたけど。

 

わたしの目指したロールモデルの先輩ナースは

のちに他の病棟の主任となり、

その後、開業するDrに引き抜かれて行かれました。

現在もそのクリニックで

活躍されているとのことです。

 

以前テレビで

高齢社という会社の上田研二会長が

お話しされていた言葉。

 

言葉で人を導く人 尊し

働く姿で人を導く人 さらに尊し

後ろ姿で人を導く人 もっとも尊し

 

名言です。

 

わたしのロールモデルもまさに

後姿で導いてくれた、という感じでした。

 

せめてわたしは

言葉で後輩ナースを導けるように、

と心がけています。

 

間違っても、

反面教師になりたくないしね。

 

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