看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

呼吸器の教科書

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

今回おススメするのは

『ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編』

 

ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編

特に呼吸器内科、呼吸器外科や

ICUのナースの皆さんに

是非お勧めです。

 

約200ページで

スッキリまとまっていて、

全体の流れが分かりやすく

書かれています。

 

生理学っていうと

何となく苦手意識を持ってしまったり

しませんか?

わたしはこの本と出会って

克服できた(と思ってます)。

 

いろいろな公式や法則が

出てきますが、

サラッと読み通すことができます。

 

呼吸のイメージがつかみやすいと

思います。

一度読んだだけでも分かりやすいのですが、

繰り返し読むとさらに

理解が深まり、

自分の血肉にできる教科書です。

 

毎年、日本呼吸器学会が行っている

臨床呼吸機能講習会という

3日間の集中講座があります。

 

わたしが出席した当時、

医師向けのコースに加えて、

ナースや理学療法士、救命救急士、

臨床工学士、臨床検査技師など

コメディカル向けのコースがありました。

その講義やテキストと 

『ウエスト呼吸生理学入門』とは

ほとんど内容が同じだったことを

覚えています。

 

今はドクター向けの講習会になったみたいですが。

 

話を戻しますね。

 

『ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編』

 

“呼吸生理”については

この一冊を読むだけで

土台が出来上がると思います。 

 

生理学をキチンと学ぶことで

病態の機序が理解でき、

患者さんの観察が

より適確にできるようになります。

 

ちなみにもう一歩進んでという方には

 

『ウエスト呼吸生理学入門:疾患肺編』

 

もあります。

 

自分の基本となる教科書

出会うことができるって

本当にラッキーだと思います。

 

 

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