看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

“型破り”と“型無し”

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

“型のある人が型を破ることを型破りといい、

型のない人が型を破ることを型無しという”

 

これは故中村勘三郎さんが好まれていた言葉です。

基本の型をしっかり修得しなければ

型破りな歌舞伎を演じるたことは

できないとのことです。

 

パッと見、型破りに見える人であっても、

基本を大切にしているという

メッセージではないでしょうか。

 

 

どの道にも必ず“基本の型”というものがあります。

看護における“型”というのは

先輩ナースたちが

安全・安楽に

看護を提供するために

積み上げてきた

ノウハウです。

 

ですから

蓄積されたノウハウを

ポイントを押さえて

要領よく

吸収してください。

 

(要領がよい=1時間かかる仕事を

       さぼることではなく、

       ムダなくもっと短時間で

       できるようにする、

       という意味です)

 

同時に、

その“型”

自分の病院の中だけで通用するものなのか

他の病院でも同じレベルのものなのか、

を意識してみることも

あなたのスキルアップに必ず役立ちます。

教科書や看護雑誌を

参考して仕事をしていくことによって

自分がどのレベルにいるのか

言い換えればグローバルスタンダード

意識して

仕事をしていけば

自然にあなた自身の成長につながります。

 

これは新人ナースに限ったことでは

ありません。

 

新人には新人の“基本の型”が、

プリセプターにはプリセプターの“基本の型”

リーダーにはリーダーの“基本の型”があります。

 

そのときそのときで

基本となる“型”をしっかり身につけると

次のステップにいけるのです。

 

とにかく

今は土台作り。

なんでも経験です。

まずはあなたの職場の“型”

身につけて

しっかりした土台

作っていきましょう。

 

なんでも経験です!

とにかく経験です!

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