看護師サバイバル日記

元・万年主任が看護師の自己啓発、スキルアップそしてサバイバルについてホンネで語ることを目的にしたブログです

人生における悲劇

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

“人生における悲劇は、

目標を達成しなかったことにあるのではない。

それは人生に目標を持たなかったことにある”

これはベンジャミン・メイズという人の言葉です。

 

 

以前ご紹介した

『妹たちへ2 生き方に迷うあなたに、今伝えたいこと』

日経WOMAN編 日経ビジネス文庫

 

この中にベルリッツコーポレーション名誉会長の

内永ゆか子さんも登場します。

この内永ゆか子さんが以前、IBM常務取締役時代に

インタビューで答えていらっしゃった言葉です。

 

「目標を持つと

 人はつまらないことで腹を立てなくなる。

 細かいことを気にしなくもなる。

 女性だからつまらないことを頼まれたなどと

 ひがまなくなる。

 長期目標を据え、

 そこにいたるステップを考えているうちに、

 自分の視野が開けてくる」

 

この内永さんは、IBMに入社した当時は、

労働基準法によって女性にとって

不利な労働条件の時代でした。

そのような中、長期目標をもって、

一つ一つ目標達成を実現して、

IBMで初の女性取締役に就任し、

実績を残した方です。

 

目標を持って、

それに向かって頑張っていれば

自ずと道は開けるのです。

 

ただなんとなく目標を持たずに

毎日を過ごすのでは

人間として、看護師として

成長のない

実りのない人生で

終わってしまうのではないでしょうか。

それこそが人生の悲劇だと思うのです。

 

いろいろなことを、

小さなことでもよいので、

毎日目標をもってひとつずつ

達成していくことが大切です。

 

現代は

就職困難や少子化、高齢化など

先行き不安な時代です。

将来に目標を見つけづらい

人たちが大勢います。

 

そのような中で

看護師という専門職を修得した

新人ナースのみなさんは

日々の臨床のなかで

『看護(医療)を通じて

患者さんが健康を回復し、あるいは病気を予防して

幸せな人生を送っていただけるように

お手伝いすること』

目標に持って実践していくことが

大切なのです。

 

最後にどうなっていたいかを思い浮かべてみましょう。

この目標を積み重ねていくことこそが

目的(=目指すべきゴール)につながる道しるべなのです。

 

今回は目標についてお話ししました。

次回は目的について具体的に考えていきましょう。

 

 

 

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